大阪府松原市にある阿保神社(あおじんじゃ)様ホームページの制作支援およびコンサルティング
大阪府松原市にある阿保神社(あおじんじゃ)様のご依頼により
新規ホームページの立ち上げ支援およびコンサルティングをさせていただきました。
女性宮司さんより、ご自身で更新ができるホームページを構築したいとのご希望で
WordPressによるホームページの立ち上げをご支援いたしました。
大阪と横浜と、離れておりますが
当初、関東方面にご出張の折りには、対面にてレンタルサーバーの契約やドメインの取得、WOrdPressのインストールやテーマ設定などサポートさせていただく中、
あまたある神社の中から、どのようにご参拝者を増やしたり、知名度をあげていけばいいか、など
いくつかアイデアをご提案させていただきました。
新型コロナウィルスの感染症が広がってきた中ではZoomによるオンラインによる構築支援を数回にわたりご希望いただき、実施いたしました。
菅原道真公を御祭神に祭る天満宮で、史跡阿保親王住居址と、松原市の観光課でも史跡として紹介される機会は多かったものの
これまで自社のホームページはお持ちではいらっしゃいませんでした。
自社の価値に気づき、魅力を掘り起こすことから
慶長13年(1608年) 本殿再建の記録などは残るものの、先代からの記録が少なくていらっしゃいましたが
ホームページを新規に立ち上げるにあたって
これまで、遠方よりわざわざ訪ねてこられる参拝者さまの声を思い起こしていただくべくヒアリングする中
神社本殿の天井に飾られた「花天井」と呼ばれる48枚もの見事な花卉図の価値を見直されることになり、
今後、専門家の方により、美術的価値、文化的価値、史跡的価値などの検証を進められることになりました。
神社内に「花天井絵」が飾られている例は、全国でも多くなく、
他の神社さんでも、この「花天井絵」を見どころに、参拝者の方を集めているように、女性参拝者には特に人気のものです。
この「花天井絵」もしくは「花天井画」で検索してみると京都のいくつかの神社やお寺で特別拝観などが人気を呼んでおり
同じ検索キーワードで並んでくれば、大阪にも同様に「花天井画」がある神社があることを見つけてもらう可能性が出てきます。
「花天井絵」もしくは「花天井画」の画像検索に写真が並べば、また違った風情の花天井画に興味を持って訪れる方が増えそうです。
また、
ホームページの立ち上げを機を前後して、
また、山形大学より問合せがあり、新しく、
神社の本殿は、祭神より前に向かい鳥居など参道などが重視されることが多い中
全国に珍しく、後ろ側に「扉」が設けられていることも、全国でも28棟を数えるのみとされ特異な事例であることが分かってきました。
これについて、大阪の歴史研究家の方のご協力のもと、調査が進むことになりました。
樹齢一千年を超えると言われる 大くすの木のご神木も、
樹齢の鑑定が正確にされていないだけで、実は、それがはっきりすると パワースポットとしてがぜん注目度が高まること必須です。
また、
大阪府の神社年鑑が30周年を記念して発行されることになり、ホームページのURLも掲載されます機会があったので、ちょうど間に合ってのホームページの公開となりました。
コロナ禍の中、お正月の「書初め奉納」などの人気の祭事について開催の有無の問合せが増え、状況に応じて開催方法の変更の可能性がある中で、自社で修正ができ、告知ができる自社ホームページは必要です。
参拝客が訪れる「動機」を「創出」し、分かりやすい形にして「提案」「発信」する
先にご紹介した「花天井画」は、女性参拝客を中心に阿保神社ならではの「魅力」になると注目いたしました。
今後、ここに描かれた花絵をモチーフにした御朱印シリーズなどの展開をご提案しているところです。
こうした写真にした時に魅力が伝わりやすいものを作っていくと、Instagramなどで目を引き、知ってもらう機会を増やすことができます。
また、季節に合わせた御朱印の花の絵柄を用意することで、年に何度も参拝いただくような「動機」を「創出」することができます。
また、菅原道真公を祭る由来は、大宰府への左遷の詔を受けた菅原道真が京都から淀川を下り、大阪から船出する前日、
一日だけ、小さい頃にお世話になった大阪府藤井寺にある叔母が住む道明寺への立ち寄りが許され
その時の立ち寄り先である史跡が、このエリアに「天満宮」として残る歴史的価値のあるエリアです。
『菅原道真の道明寺への旅程を辿るルート』は、歴史的ゆかりのある地をめぐることが好きな方たちには興味を持たれることでしょう。
エリア一帯の天満宮と一緒にご参拝していただけるよう
分かりやすく魅力的な「形」として「創出」し「提案」し「発信する」ことで、参拝者を増やすことにつながるのではないでしょうか。
そんな、今後の展開についてもご提案いたしました。
「阿保」の神社名が「あほ」と読めてしまうことから、ちょっとした、笑いが好きな大阪の方にウケそうな「お守り」のアイデアも
ご提案していますが、それは 実現しますかどうか(笑)。
女性の若手宮司さんの新しい発想で
河内エリアの文化的伝統行事である「だんじり」も 阿保神社地域の方のご協力のもと
活性化されることになりました。
だんじり祭りの山場は五穀豊穣を願って神社に入る「宮入り」。
阿保神社の場合、鳥居がこれまで小さかったため、地域に「だんじり」はあったものの、神社敷地内に入ることができなかったところ
地域の方のご協力のもと大規模に大きく再建し、だんじりの車が、神社内に入れるように作り直される計画が進むことになりました。
地域ならではの魅力とつなげていくことで、相乗効果が生まれます。
耐震構造が上部まで徹底された石造りの鳥居は、全国ではまだ少なく、これまでより縦横も一段と大きく立派なものになる予定だそうです。
当初のご相談の段階では、Instagramでの発信を始め、神社の活性化を考えられる中
ホームページの構築支援をご依頼いただきましたが、
これをきっかけに、すばらしいリーダーシップで、神社支援者の方たちとの話し合いや想いを共有され、
専門家の方や松原市観光課の方などに歴史的な系譜を尋ねられる中で、貴重な価値を発掘する機会となりましたこと
とてもうれしく思っていることです。
ホームページ⇔Instagram の連携で 女性参拝客や 海外へも魅力発信を
ホームページのトップ下にはInstagramの最新投稿写真が随時、自動で掲載されるように設定し、SNS と ホームページとの連携もしました。
イベントの様子やビジュアル的にも美しい写真はInstagram に発信されることで 女性参拝客や 海外の方への魅力を伝えることが可能です。
すばらしいタイミングでご縁をいただき、微力ながらご支援できたことが何よりです。
これからもご発展を応援させていただきます。
投稿者プロフィール
- ITコーディネーター(経産省推奨資格)、ウェブ解析士上級、SEO対策1級、中小企業診断士2021年経済学、経営法務科目合格
(独)中小機構販路開拓アドバイザー、中小企業庁中小企業119登録専門家、神奈川県産業振興センター、千葉県産業振興センター、全国商工会議所登録専門家。各所で、起業相談、HPの改善アドバイスや女性起業セミナー、ネット集客セミナー講師。「結果を出す」にこだわり、幅広い分野のクライアントで集客改善事例多数。
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