女性の起業は社会を幸せにする
弊社へのご依頼は、男性経営者の方からも頂いてご支援させていただいておりますが、
圧倒的に女性起業家の方からのご相談が多くあります。
先日、立て続けに同じような相談がありました。
お一人は、心療内科で補助的にカウンセリングをしている女性。
20分のカウンセリングを日に15人の対応を求められ、
「『リピート率が低い』ことを院長に呼ばれて怒られた。」と。
彼女は、うつから抜け出すための
食事のこと、睡眠のこと、生活のことを指導するので、
患者さんは自分でできることを見出して、ちゃんとうつから抜け出していくのです。
けれど、売り上げ重視の考え方では、患者さんが治っていくことよりも
クリニックに頼り続けることを評価しようという考え方があるのでしょうか。
もう一人は占い会社に所属する占い師さん。
占いは当たれば当たるほど依存する人がリピートします。
「自分の考え方を変えて本当に幸せになるための道筋」を示したい、と。
でも「リピートするお客さんこそビジネスになる」と言われる・・・
医者も、世の中の困りごとビジネスも
まったく何をやってるんでしょう。
リピートは確かに利益を生みますが、
それが世の中の幸せにつながらないビジネスは意味がありません。
こんなことは『ビジネスをやる基本中の基本』です。
ですが、利益を目的に、それができていない既存の経営者は多いのです。
起業家としての女性に 未熟な点が多いことは残念ながらよく言われることなのですが
女性には、この一番基本的な哲学を『感性』として既に持っている人が多いと思います。
ここが、私が一番可能性を感じている理由です。
女性視点で考える商品やサービスは、
世の中全体にもっと広がるべきものが多くあります。
まだまだ、世の中の商品やサービスは、男性視点から生まれているものも多く、
特に、女性は
弱者の立場に置かれたり、弱者をケアする立場につくことが多いことから
その視点から気づく、困りごとや悩みを解決する商品やサービスは、
世の中に、同じように困っている方たちの役に立ちます。
また、上でご紹介したように
利益重視の既存の企業が取り組んでこなかった、
ニッチなニーズに応えたり、
本来、社会全体がめざすべき理想に向かう良いものがたくさんあります。
女性が生み出す商品やサービスは、確実に世の中を幸せに変えると考えています。
私は、こうした、
社会を幸せに変える良い商品やサービスが
本当に必要としている人に届くように支援するために
『女性の起業支援』
と
『ネットを活用した販促支援』
を事業としています。
既存のビジネスモデルから脱して、
「いかにあるべき理想を目指して、ビジネスとして形にし、売り上がる形にするか。」
ここを目指して知恵を絞る面白さは尽きないです。
そして もっともっと、
世の中のために、社会のために、と考える
志高い起業家さんには「知恵」をつけて がんばって頂きたい、
と考えています。