ベネッセの働くママむけ雑誌「bizmomビスマム バタバタママにさようなら!」(2009年秋号)に
付箋を使ったTODO管理による仕事術が 紹介されました。
これは、私が 起業コンサルタントの西田光弘氏の元でスタッフをしていた時に教わったTODOの管理術です。
起業したら、やるべきことがたくさんある中、効率的に優先順位をつけて仕事をこなしていくことが必要です。
起業初期の段階では、コツコツ積み重ねが大事。
「こなしたTODOの数」と「売り上げ」は比例する、と言われて
ひたすら日々、付箋に書いたTODOをこなしていました。
この付箋の仕事術の考え方は、「集客」にも役立ちます。
実際、スタッフ時代には「セミナーで200人を集客する」という目標課題の元
「何をすべきか?」
という自らに投げかける質問のもと、集客のためにやるべきことを思いつくまま「付箋1枚」に「TODOを一つずつ」
書き出し、
大量に書き出した 集客のためにやるべき「TODO」の山を
今度は、一番有効と思われる順で並べ替え、優先順位をつける。
取り組むと決めたものは、
大き目のTODOは、小さなTODOにブレイクダウンしつつ、洗い出し、
事前準備が必要なものは 早めに着手するなど、締め切りを確認しながら、
今日やるもの、明日でもいいもの、1週間以内にやるもの、
2週間以内にやるもの、1か月以内にやるものと、1か月先でもいいもの・・・
と仕訳をします。
付箋なので 手を動かしながら、仕訳ができるので、すっきり!頭の中の整理ができるんです。
元々「200人の集客のためにやるべきこと」を「小さなTODO」にブレイクダウンしているので
逆にそれらの「小さなTODO」を積み重ねていくことで「200人の集客が達成できる」
という論理です。
また、この付箋による仕事術が効果的なのは、自分ひとりの仕事の管理にとどまりません。
例えば、仕事の中でアイデアや気づきで「やるべきこと」が出てくれば、その内容を忘れないうちに付箋に書き出しておきます。
打ち合わせのタイミングなどで、皆に提案し、
「必要だ、やろう」となれば、
担当を決めることになります。
担当が決まると、その付箋はその人に手渡され、
担当になった人は、その付箋を自分自身のTODOの中に加えて スケジュール調整してこなしていく・・・
社内で共通して、この付箋仕事術が使われていると、こんな風に共有ができますし、
上司(その時は少人数でしたので社長)は、それぞれのスタッフが抱えている仕事の内容や
優先順位のチェックが、期待しているものと合っているかどうかを
付箋の内容と仕訳の状況を見れば、一目瞭然に確認できます。
当時、その会社では打ち合わせには必須のツールとなっていました。
また、
この付箋による仕事術の一つの特徴は『後先順位』で、やるべきことを決めるという点です。
「やらなくてはいけないことばかりで、毎日仕事があふれてしまう。」という方は多いと思いますが、
「あとにやるのでもいいもの」(例えば、1か月先でもいいもの、2週間先でもいいもの・・・)から選びとって
仕分ける作業をすることで、
最後に、一番大事な「今日、やるべきこと」が残る・・・
というTODOの選び方をします。
特に女性は、家事や子育てと並行しながら 自分のビジネスの時間を作っていかなくてはいけません。
「目標設定から落とし込んだ『TODO管理』」 と
その中で『やらない仕事を決める』は 仕事で成果を出したい方にとって役に立つ考え方を教えてもらいました。
この付箋仕事術については、何度かセミナーもしたことがあります。
ご興味あればお問合せください。
投稿者プロフィール
- ITコーディネーター(経産省推奨資格)、ウェブ解析士上級、SEO対策1級、中小企業診断士2021年経済学、経営法務科目合格
(独)中小機構販路開拓アドバイザー、中小企業庁中小企業119登録専門家、神奈川県産業振興センター、千葉県産業振興センター、全国商工会議所登録専門家。各所で、起業相談、HPの改善アドバイスや女性起業セミナー、ネット集客セミナー講師。「結果を出す」にこだわり、幅広い分野のクライアントで集客改善事例多数。
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